「Out of the blue」の本当の意味と使い方をマスターしよう
突然の出来事を英語で表現したいときに便利なフレーズ
英語のネイティブが会話の中でよく使う表現のひとつに、
Out of the blue
というフレーズがあります。
この表現、直訳すると「青から出てきた」と意味がわかりにくいですよね。
でも実は、英語圏では「突然に」「思いがけずに」という意味で日常的によく使われているんです。
直訳では意味不明?でも実際は…
「Out of the blue」は、空が急に暗くなって雷が鳴るように、
何の前触れもなく起こる出来事を表すときに使われます。
たとえばこんな場面:
- 何年も連絡のなかった友人から、いきなり連絡が来た
- 全く予想していなかったタイミングで、上司から昇進の話があった
- 突然の別れ話を切り出された
これらは、まさに"out of the blue"の状況です。
実際の会話で使ってみよう
You won't believe this!
What happened?
Out of the blue, my ex texted me last night.
「突然、元カレから連絡が来たんだよ!」
まさに、何の前触れもなく起こった出来事を表現していますね。
他の言い方・類似表現
ネイティブが使う似た表現には以下のようなものがあります:
All of a sudden(突然に)
Unexpectedly(予期せず)
Out of nowhere(どこからともなく/突然)
「Out of nowhere」は"out of the blue"とほぼ同じ意味で使われることが多く、会話表現としても自然です。
「Out of the blue」を使うときの注意点
このフレーズはカジュアルな会話向きです。
ビジネスメールなどフォーマルな場面では「unexpectedly」などを使うと良いでしょう。
また、良い意味でも悪い意味でも使えるので、文脈に注意して使いましょう。
日本語訳付きの例文3選
Out of the blue, he proposed to me.
→ いきなり彼がプロポーズしてきたの!
My boss gave me a raise out of the blue.
→ 上司が突然、昇給してくれた。
She called me out of the blue after five years.
→ 5年ぶりに、突然彼女から電話があった。
まとめ:突然の出来事をうまく伝えよう
「Out of the blue」は、日本語でいう「青天の霹靂」のような感覚に近い表現。
英語の会話で「予想外の出来事」を伝えたいときに、とても便利な表現です。
ぜひ、日常会話や英作文でどんどん使ってみてください!
投稿日:2025/04/17
最終更新日:2025/04/17