ホーム
記事一覧
便利表現
その他

「Bite the bullet」の意味とは?つらい決断を英語で伝える方法

苦しいけどやらなきゃいけないとき、どう言う?

「嫌だけどやらなきゃ」「今しかない、覚悟を決めよう」

そんなとき、日本語では「腹をくくる」などと表現しますよね。

英語では、

Bite the bullet

というイディオムが使われます。


「弾丸を噛む」ってどういう意味?

"Bite the bullet" を直訳すると「弾丸を噛む」となり、かなり不気味な表現に思えるかもしれません。

しかし実際には、「つらい現実を受け入れて覚悟を決める」という意味で使われています。

この表現は、昔の戦場で麻酔なしに手術を受ける兵士が痛みに耐えるために弾丸を噛んでいたことに由来すると言われています。


使い方のポイント

このフレーズは、避けられない困難に立ち向かう決意を表すときに使います。

逃げることはできない、でもやらなきゃ…という場面にぴったりです。


会話例でチェック

Are you really going to talk to your boss about quitting?
Yeah, I have to bite the bullet and do it.

「うん、覚悟を決めて話さなきゃ」

このように、「つらいけど向き合う決意」を表すときに使います。


日本語訳付きの例文

I hate going to the dentist, but I’ll have to bite the bullet.

→ 歯医者は嫌だけど、行かなきゃ。

Sometimes you just have to bite the bullet and take responsibility.

→ 時には覚悟を決めて責任を取らなきゃいけないこともある。

She bit the bullet and paid the fine.

→ 彼女は腹をくくって罰金を支払った。


類似表現・言い換えフレーズ

Face the music(現実を受け止める)
Man up(覚悟を決める)
Suck it up(我慢する)

"Bite the bullet" はその中でも特に、「やりたくないけど避けられない」というニュアンスが強いのが特徴です。


ビジネスでも使える?

この表現はカジュアルな会話でよく使われますが、ビジネスシーンでもややカジュアル寄りの場面でなら自然に使えます。

たとえばプレゼンで難しい選択肢を選ぶときや、値上げを発表する際の説明などにも使えます。


学習者へのアドバイス

「Bite the bullet」は英語の中でも非常に感情がこもった表現。

その場面に応じた気持ちを乗せて使うことで、会話がグッとリアルになります。

口語表現でありながら印象的なので、ネイティブとのやりとりで使えばインパクトも大です。


まとめ:つらいけど前に進むときに

人生には、避けられない痛みや困難がつきもの。

"Bite the bullet" は、そんなときに背中を押してくれる英語フレーズです。

英語でも「腹をくくる」気持ちを表現して、あなたの覚悟をしっかり伝えましょう。


投稿日:2025/04/17

最終更新日:2025/04/17

ページのトップへ